まずは、プログラムを見てください。
C言語は、もともと制御系で使われることが多いために、目に見えない部分の処理が多くあります。
でも、それではわかりにくいので、目に見えるプログラムを作っていきます。
初心者にはちょっと難しいかもしれませんが、ざっと流して見てください。
画面に表示してみる
初歩的なプログラムです。
C言語プログラミングの最初の一歩です。
printf関数を使用して文字列を表示します。
ソース
#include <stdio.h>
viod main(void) {
printf("Hello World!\n");
}
実行結果
Hello World!
変数を使って計算してみる
C言語では、プログラムで使用するエリアを変数と呼びます。
変数に値を代入して表示、加算して表示を行っています。
#include <stdio.h>
void main(void) {
int int1;
int1 = 100;
printf("int=%d\n", int1);
int1 = int1 + 1;
printf("int=%d", int1);
}
実行結果
int1=100
int1=101
少し違う計算方法をしてみます。
ソース
#include <stdio.h>
void main(void) {
int int1:
int1 = 200;
printf("int=%d\n", int1);
int1 += 1;
printf("int=%d", int1);
}
実行結果
int1=200
int1=201
比較してみる
C言語では、比較するときに if文 を使います。
プログラムは分岐を行い判断をしていきます。
#include <stdio.h>
void main(void) {
int int1;
int1 = 1;
if(int1 == 1 )
printf("int1は 1 です");
else
printf("int1は 1 ではありません");
}
実行結果
int1は 1 です
その他には、switch文も使います。
分岐を細分化できます。
#include <stdio.h>
void main(void) {
int int1;
int1 = 1;
switch(int1) {
case 1
printf("Case 1です\n");
break;
case 2
printf("Case 2です\n");
break;
default:
printf("Defaultです\n");
}
}
実行結果
Case 1です
繰り返し(ループ)してみる
繰り返し処理を行います。
#include <stdio.h>
void main(viod) {
int i;
for( i = 0 ; i < 3 ; i++)
printf("%d\n",i);
}
実行結果
0
1
2
ファイルの入出力してみる
ファイルに書き込んだり、読み出すことができます。
#include <stdio.h>
void main(void) {
FILE *fp;
int int1;
char data[] = {"abcde"};
char rdata[10];
// ファイル書込
if ((fp = fopen("test.dat","wb")) == NULL)
printf("ファイルがありません");
else {
int1 = fwrite(data, sizeof(data), 1, fp);
fclose(fp);
}
// ファイル読込
if ((fp = fopen("test.dat","rb")) == NULL)
printf("ファイルがありません");
else {
int1 = fread(rdata, sizeof(data), 1, fp);
if ( int1 != NULL )
printf("読み込んだデータ:%s\n", rdata);
else
printf("読み込んだデータはありません");
fclose(fp);
}
}
実行結果
読み込んだデータ:abcde