ネットワーク

2024年版:これで完璧!初心者が学ぶべきネットワークの基本

ネットワークの基礎~ネットワークとはどういうものなのか~

ネットワークとは、人と人や集団と集団、グループとグループ、街と街などの繋がりを表すことばです。

コンピュータの世界では、コンピュータ同士を通信で接続した状態をネットワークといいます。

つまり、皆さんが持ち歩いているスマホや、学校や会社で使うパソコンで閲覧するインターネットのことをネットワークと呼びます。

もちろん、ネットワークはインターネットだけではありません。

家庭内で繋げるネットワークもありますし、会社で使用するシステムもネットワークです。

ネットワークの通信規格をかんたんに説明します

ネットワークとは、インターネットやLANなどの通信で繋がっているデバイスの集まりことです。

LANとは、Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)のことで、家庭内や会社の部署内などの限られた範囲(Local)で使用されるネットワークです。

このネットワークは、インターネットと同じ TCP/IPという通信プロトコルを使用して繋がっています。

その他に使われているのは、Bluetooth(ブルートゥース)という比較的近距離で使用する通信規格でです。

ワイヤレスイヤホンとスマホや、パソコンとマウス・キーボードなど、身近なデバイスに搭載されていているので、ご存じの方も多いと思います。

Bluetoothは、簡単に接続ができて使いやすいのですが、通信距離が10m以内と短い点と通信速度が遅いのが欠点です。

デバイス間の距離が離れていたり、データ量が多い場合は向いていませんが、限定的な利用方法であれば、簡単に便利に利用できる規格です。

他にも使われている通信規格はありますが、コンピュータネットワークというと、やはりTCP/IPが一般的となります。

ネットワークデータの送受信

一般的に利用するネットワークというば、ほとんどの方が「インターネット」となるでしょう。

インターネットは、世界中のコンピュータネットワークが接続されて形成される巨大なネットワークです。

それぞれのネットワークが相互に通信を行うことで、情報の共有や様々なデジタルサービスの利用が可能になります。

インターネットを通じて、電子メールの送受信、ウェブサイトの閲覧、オンラインショッピングや動画視聴・配信、ソーシャルメディアの利用などが行えます。

私たちは使用するデバイス(スマホ、パソコンなど)から、Yahoo Japanを閲覧するとしましょう。

まず、スマホにYahoo JapanのURL(アドレス)を入力して、Yahoo Japanのホームページを表示するように要求します。

要求データは、ネットワークを流れて、ISP(Internet Service Provider)に届きます。

ISP(Internet Service Provider)とは、インターネットへの接続サービスをしている事業者です。

一般のユーザーや会社は、このISPを経由してインターネットに接続することができます。

Yahoo Japanのサーバーは、要求が届くとホームページの情報を送信します。

ISP(Internet Service Provider)がインターネットからの情報をスマホやパソコンに送信します。

スマホに、Yahoo Japanホームページが表示されます。

これが一連の流れです。 非常に簡潔に記載しましたが、実際はかなり複雑なことをやっています。

だいたいのイメージを持っていてください。

家庭内のネットワーク:LAN(Local Area Network)

光回線を契約している方のLAN

光回線を契約している方は、家庭内にLAN(Local Area Network)を構築しています。

LANとは、限られた範囲内のネットワークです。

この場合は光回線業者の終端装置に接続されているネットワークの内側(家庭側)となります。

光回線の終端装置とは

終端装置は、データの流れを制御しています。

つまり、LAN側のデータ通信とWAN側のデータ通信を分けているが終端装置です。

WAN(Wide Area Network、広域ネットワーク)とは、外側の広域ネットワークのことで、インターネットなどです。

終端装置は、LAN側のデータをWANに出すことはありませんし、その逆もありません。

その制御は、IPアドレスで行われています。

スマホのWi-Fi接続:終端装置・ルーターとのWi-Fi接続

スマホでよく聞く「ギガが足りない」問題です。

もし、光回線契約をしていたら、スマホとWi-Fi接続することでギガ(モバイル通信料)を節約することができます。

そのためには、終端装置か別途ルーターを購入してWi-Fi接続をしなくてはなりません。

光回線契約は別契約ですし、安いものではありませんので、モバイルデータ通信で大容量契約とどちらが得かシミュレーションする必要があります。

得するのは、このような方です。

・外出先でのデータ通信が少なく、自宅でのデータ通信が多い方

・既に光回線を契約している方

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