Excelって、表計算ソフトと考えている方が多いと思いますが、以外といろんなことができるツールなんです。 メインの表計算だけでなくて、各種文書やプレゼン資料なども作れますし、簡単な家計簿や健康管理の血圧データの集計・グラフ表示などもできます。
もし、Excelを使える機器をお持ちでしたら、是非始めてみてください。
表計算・集計
Excelシートに数値・数式(四則演算)・関数を入力して、データを集計して合計・平均値・最大値・最小値などを計算します。
文書作成
OFFICE製品にはWordという文書作成アプリがありますが、Excelもかなり有能な文書作成アプリです。
特に、枠線や数値の入る文書はExcelのほうが扱いやすいかもしれません。
一般的によく作られる文書としては、送り状・請求書・納品書・領収書・見積書や覚え書きなどですが、個人向けでは履歴書や出納帳なども作ることができます。
図表作成
図形(丸・四角・矢印など)をExcelシートに挿入することができるので、図形+文章という文書を簡単に作ることができます。
ビジネスにおいては、多種多様な文書を作れるこの機能はかなりの使い道があります。
例えば、プレゼンテーション資料や、企画書、作業の流れ図(フローチャート)なども簡単に作れます。
プレゼンテーションでは、パワーポイントという強力なアプリもありますが、Excelもそこそこ使えます。
グラフ作成
テーブルなどに集計したデータを簡単にグラフ化することができます。
グラフの種類もたくさんあるので、一番効果的な表現のグラフを選ぶことができます。
たとえば、棒グラフ、統計グラフ、円・トーナツグラフ、階層構造グラフなどです。仕事では、散布図や株価チャート、レーダーチャートなども作ることができます。
データベース
Excelではテーブルを使用して入力したデータをデータベースとして扱うことができます。
一般的には、先頭行をテーブルの見出しとして、行(横)を1つのレコードとして扱います。
データの並び替え・ソートや抽出などができて、出力データをグラフ化することもできます。
プログラミング
Excelでは、マクロやVBA(Visual Basic for Applications)を使うことができます。
マクロとは、同じ処理を繰り返し実行するときに使用するバッチツールです。ビジネスにおいて、朝夕に一度だけ実行する処理などに利用されるようなものです。
VBA(Visual Basic for Applications)とは、マイクロソフトが別途リリースしているVisual Basic が Excelにセットされたものです。
もちろん、本家のVisual Basicと比べると機能は制限されますが、基本的な部分はカバーされていますので、本格的なプログラミングをすることができます。
でも、やはりプログラミング言語なので難易度は高くなります。
簡単な処理を作ることもできるので、まず試しに何か作ってみようか、というのもありですね。