Python

Python ドキュメントとコメント

Python のドキュメントとは

Python ドキュメント文字列とは、関数やクラスなどの説明文を記述するために使用します。

インタラクティブモード を起動して作業を行います。
VSCodeのターミナル画面を起動するか、Windows の Powershell を起動してください。

作業用フォルダに移動します。 フォルダはどこでもいいですが、他の作業と被らないように、新たに作るといいでしょう。
ここでは、作業用フォルダ "work" へ移動して ”python"と入力してインタラクティブモードを起動します。

下の画面は VSCode のターミナル画面ですが、Powershell でも同様です。

PS C:\>
PS C:\>cd work
PS C:\work> python
Python 3.14.0 (tags/v3.14.0:ebf955d, Oct  7 2025, 10:15:03) [MSC v.1944 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
Ctrl click to launch VS Code Native REPL
>>> 

ドキュメントは """(トリプルクォート)で記述

インタラクティブモードを起動したら、次に関数を入力します。
ここでは、addkansu という名称の関数で、パラメータは a と b で a + b を返すという関数です。
関数の説明文は、"addkansu()関数:引数a,b を加算して返します" とします。

下記のように入力して、実行してみます。

>>> def addkansu(a,b):
...     """addkansu()関数:引数a,b を加算して返します"""
...     c = a + b
...     return c
...
>>> addkansu(2,3)
5
>>>

上記の2行目が、ドキュメント文字列です。

この文字列は、help() で呼び出すことで説明文を画面に表示することができます。

>>> help(addkansu)
Help on function addkansu in module __main__:

addkansu(a, b)
    addkansu()関数:引数a,b を加算して返します

>>>

自作の関数やクラスは、上記のように入力することで help() で説明文が表示できます。
ドキュメント文字列は、複数行記載することもできます。

help() は組み込み関数やクラスの説明表示にも使用できます。

Python のコメントとは

Python のコメントとは、プログラムソースを編集するときに人が読むためのものです。
プログラムを処理するときには無視されるので、処理にはまったく影響しない記述です。

前述のドキュメント文字列が、その関数やクラスの説明として使用するのに対して、コメントはコーディングの説明として使用します。

コメントは '#' を使用

Python では、コメントを記入するときは '#' を使用します。

'#' 以降のアンダーライン部分がコメントです。

#処理名称              ← コメント:処理名称などを記載

a = 1      #変数aに1を代入します  ← コメント:処理の説明などを記載
a += 10

コメント記述するときの注意点

コメント '#' を入れるときは 半角スペース で間隔を空けます。
半角スペースではなく全角スペースを使うと下記のようなエラーとなります。

>>> a = 1   # 全角スペースが '#' 前に入っているとこのようなエラーとなる
File "stdin.", line 1
a = 1   #コメント
   ^
SyntaxError: invalid non-printable character U+3000

プログラムコードも同様に 全角と半角、大文字と小文字などのコーディングミスでエラーが発生ます。
些細なことですが、無駄な時間をかけることになるので、注意してコーディングしましょう。

結論、ドキュメントは関数やクラスの説明に使用して、コメントはコーディングのメモとして使用する

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